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2024.10.20

「卒園アルバム、いらない」という方の本音7選

「卒園アルバム、いらない」という方の本音7選-サムネイル

こんにちは、キッズドン!の宗川 玲子です。

今回は、卒園アルバムがいらないと思っている方の本音と、卒アル委員や卒対委員がそれにどう対応したらいいかについてお話しします。

卒アル委員の立場にいるあなたはこんな経験、ありませんか?

卒園アルバム不要の話題で噂話をしている保護者

「卒アルいらない」とはっきり言ってくる人がいたり、保護者同士の会話で「いらない」という噂を耳にしたり。

みんなが賛成してくれているように見えても「本当は必要ないと思っている人がいるんじゃないか」と不安になったりすることもあるでしょう。

色々な意見をスルーしているアルバム委員会の父親

「委員に選ばれたんだから、自分たちの好きなようにしていい。反対意見はスルーしてOK」という意見もあるでしよう。

でも、ちょっと待ってください。その「いらない」という意見の裏には、実は「いいアルバムを作りたい」「子どもたちが喜ぶアルバムにしたい」という大切なヒントが隠れているものです。

「いらない」と唱えるその理由は、制作に努力している委員の皆さんにとっては辛辣に聞こえると思います。

ですが、もしあなたが「卒アル委員」でなかったら…
立場が変わることで「その意見うなずけるね」というものがあるかもしれません。

卒園アルバムいらないと言ってる保護者の声に耳を傾ける卒園アルバム委員会のメンバー

つまり「いらない」方の意見に耳を傾けることは大切なことで、本当に良いアルバム制作につながる可能性があります。

これから、「いらない」と言う人たちの本音と、それにどう対応したらいいかについて、具体的に紹介してまいります。

みなさんの不安を少しでも解消できたら嬉しいです。

この記事はこんな問いにお答えします

この記事はこんな問いにお答えします
  • 卒園アルバムが「いらない」と言われたとき、どう対応すればいいの?
  • 「いらない」と言う人の本当の気持ちって何なんだろう?
  • 卒アル委員として、反対意見にどう向き合えばいいの?
  • みんなが喜ぶアルバムを作るために、気をつけるべきことは何?
今日お伝えする「卒園アルバムいらない」の7選は次の通りです。

  • 1.写真持ってるからあえて必要ない
  • 2.高すぎる
  • 3.楽しい思い出ばかりじゃない
  • 4.卒アル委員の負担を危惧
  • 5.マンネリ化する慣習
  • 6.多すぎるページ数(内容に疑問)
  • 7.捨てられない

1.写真持ってるからあえて必要ない

スマホにある大量のイベント写真を見て談笑してる保育園の先生たち

「スマホで撮影した写真やカメラマン販売の写真があるからこれで十分」

最も多い意見はこれです。

今や総カメラマン時代。デジタルカメラやスマートフォンの普及で、私たちは日々の園生活を手軽に、そして大量に記録できるようになりました。運動会や発表会では「あれ、私、子どもの顔よりもスマホ画面ばかり見ている?」といった光景も。

「カメラマンさんが撮った写真も購入したし、自分でもたくさん撮ったから、もう十分かな」
「入手した写真はクラウドに保存したりしてるし、わざわざアルバムって…」

こんな声に心当たりがある方も多いのではないでしょうか。

うなずけるポイント

運動会を楽しむ保育園の園児

昔と比べると写真を手元に残す状況は大きく変わりました。

保護者が参加できる運動会、生活発表会、遠足などのビッグイベントの写真は各家庭に大量にあることは前述の通りです。

そして「卒園アルバム」のページ構成計画で、卒アル委員が真っ先に思い浮かぶのも、これらのビッグイベントでしょう。

この重複に「あえて必要ない」という意見が登場します。

この意見からの制作アイデア

卒園生紹介ページに将来の夢をジョイント

このことから「卒園アルバムには運動会等のビッグイベントの掲載をせずに、園児プロフィールや先生からのメッセージを中心に、普段保護者が見ることのできない生活シーンを少し載せるに留める」という構成の方が、より多くの人に受け入れられる場合があります。

私たち卒園アルバム制作キッズドン!のスタッフも、お客様から「ページが足りない、でもページを増やす予算もない」といった場合、最近は真っ先に「保護者が参加した行事をカットしましょう」と提言しています。

関連記事がございます。よろしければ併せてご覧ください。

どんなアルバムがいいか

業者に依頼する場合、ビッグイベントのカットによってページ数が減りますので印刷製本コストが安価になります。

また、園児プロフィールや、数名の先生のメッセージのみに絞り込むなら、LOFTやファンシーショップ等で販売しているミニアルバムやスクラップブックで「手作り」制作するものでも良いでしょう。

デジタルとアナログのいいとこ取りをすることで手軽さと特別感、両方を味わえるかもしれません。

手作りアルバムを制作する際に「知っておきたいアルバムの種類」を解説したブログがございます。よろしければ併せてご覧ください。

2.高すぎる

卒園アルバムの高額に難色を示す母親

「子どもの思い出に値段なんてつけられない」なんて現実的じゃない

というのはいささか大袈裟かもしれませんが、アルバム不要を唱える保護者と、アルバム推進の委員や保護者が対立する際にでてくる前者の発言です。

卒園アルバムは「美しい印刷 / 保存性の高いハードカバー / 質の良い用紙を使用」の3拍子を理想とすると、決して安価とは言えぬ値段となります。昨今の物価高騰で家計が苦しい中、アルバム代の負担は小さくありません。

それなりの必要性があるのは理解できても、ではなぜ、アルバム不要派は「いらない」と唱えるのでしょうか。

アルバムに期待できない

  • 「兄弟2人の卒アルで保護者制作の内容に失望した経験がある」
  • 「正直、この金額を出すなら、家族旅行に使いたい」
  • 「毎月のお稽古代で精一杯なのに、高額なアルバム出費はきついと感じてしまう」

これらが真意と聞きます。

1番上の「保護者政策の内容に失望した経験がある」という点は、卒アル委員にとってはとても辛辣に聞こえるかもしれません。決して全ての「保護者制作」がこのような印象を持たれるのではありません。

ですが制作のしようによっては、このように捉えられるかもしれないことは留意しておくべきでしょう。

作り手と受け取る側のギャップ

では、卒アル委員としては制作においてどんな点を注意すれば良いのでしょうか。

一例を挙げてみます。

  • 1.自己満足にならず見やすいデザイン
  • 2.豪華なアルバムは今の時代に見合わない
  • 3.コンパクトに、ミニマムに
  • 4.メッセージ系を中心に

2つ抜粋してご案内します。

1.自己満足にならず見やすいデザイン

例として「切り抜きの乱発」です。

未だ「卒園アルバムと言えば切り抜きで作らなければいけない」とお考えの方がいらっしゃいます。

昔はデジタルデータはなく、プリント写真でアルバムは制作するものでした。

卒園生も多かったことから「四角のままの写真」では全員を公平に掲載できず、そこから切り抜きスタイルが定着したと言われています。

確かに切り抜きは「かわいらしい」雰囲気があり、手作り感も相まって使用に否定はいたしません。

ですが、切り抜きばかりがぎっしりとページを埋め尽くしてる光景は「切り抜き展覧会」のようであり、遠い将来に思い出を想起することはいささか難があると思います。

さらに時代はよりシンプルな傾向に動いてることから、このような「ひと昔風のごちゃごちゃした雰囲気」が受け入れがたくなってるのも確かです。

50枚の写真を切り抜いて大変な労力を掛けて制作するアルバムと、20枚をシンプルに無加工で綺麗にレイアウトしてる労力のかかってないアルバムでは、時代の流れからすると後者が「良いアルバム」とされる傾向にあります。

4.メッセージ系を中心に

保護者撮影の写真やカメラマン撮影の写真があることで、卒アルは不要である… かもしれませんが、メッセージ系は普段から手に入れることはできません。

先生から卒園生に向けたメッセージ、アンケートの「楽しかった遊び」は他の園児の回答を見て「あったあったこんな遊び」というある種のメッセージになっています。

恐らく10年20年後にこのメッセージを読み返した時に「このアルバムがあって良かった」と心の底から思うことでしょう。

それだけメッセージの威力は計り知れないものです。

この章をまとめてみます

ミニマムな写真をシンプルに構成し、メッセージ性の高い内容を組み込む。

    が、卒アル不要派を納得させる制作方法の一つと言えます。

    デザインの好き嫌いが出にくく自己満足や主張も見えません。

    時代に適した体裁でさらに安価な傾向にある。制作方法の選択肢としてご検討ください。

    3.楽しい思い出ばかりじゃない

    保育園で辛い思いをしている親子

    「笑顔で楽しそうなアルバムとは裏腹な葛藤が思い出される」

    園生活を苦痛に感じている園児や保護者がいらっしゃることにも留意すべきでしょう。

    時には先生との行き違いや、友達とのケンカ、保護者同士のトラブルもあったかもしれません。そんな複雑な思いを抱えながら、にこやかな写真だけを並べたアルバムを見ると、何だか居心地が悪く感じることもあるでしょう。

    「園には感謝してるけど、アルバムを見るたびにあの時の気まずさを思い出しちゃう...」
    「子どもの成長は嬉しいけど、親としての自分の葛藤も忘れられない」

    このような事由から、アルバム購入を拒否する方は少なくありません。ですが次の点を出来れば確認したいところです。

    子どもの本当の気持ちは

    当然ながらアルバムは子どものためにあります。

    決して親の考えだけで「いるいらない」を決めるものではありません。

    子どもは園での生活に苦痛を感じてるかもしれませんが、楽しかったこともあると思います。

    特定の子と遊んでるとき、先生から褒められた瞬間など、きっとどこかにあるはずです。

    アルバム完成前の原稿を見せる

    例えば印刷製本前に、卒アルの原稿をその子に見てもらうのはいかがでしょうか。

    尚、私どもキッズドン!の「おまかせコース」で制作した原稿を、このようなお子様と保護者にご覧いただき、不要の気持ちが一転して購入に至ったケースはいくつもあります。

    子どものとびきりの笑顔

    その子は恐らく、アルバム原稿から、辛かった場面より楽しかった場面を多く想起したんだと思います。

    そして先生からのメッセージが心に染み入り「アルバムが欲しい」という気持ちに変化したのでしょう。

    4.卒アル委員の負担を危惧

    「毎年、担当になった人が苦労してる。これって平等なの?」

    制作する側は意欲満々でも、このように労力負担を心配に思う保護者の方はいらっしゃいます。

    大変ありがたいことであり、さらに危惧してくれてる方は、この先アルバム制作における茨(いばら)の道を見抜いていらっしゃるのかもしれません。

    心が折れる委員が8割

    卒園アルバム制作が進まず心が折れてる母親

    役員決定当初は大きな期待を膨らませ、世界に一つの宝物を作るぞ〜!と意気込むのも束の間、時が進むも後回しが続き、はと気づけばもうこんな季節。「やばい」と着手するも想像以上に時間がかかり、納得いくものも作れない…

    という流れは卒アル委員の8割の方が経験することです。

    本来「役員」の作業量は公平であるべきです。第三者の視点で見れば「仕事と家庭のことで精一杯なのに、アルバム作りまで...正直無理」と思うのは当然のことです。

    ではもっと卒アル委員増やして分担すれば?

    と、いうほど簡単なことではありません。

    こうなると制作する人が増加するので「本来やらなくていいものをやらされた」という不満や、「やりたいど時間的都合からして無理」などの事象が起こります。

    行き着くところ「だったら一層卒アルいらないんじゃない?」となるのです。

    制作労力を減らす方法を考える

    例えば前章の「2.高すぎる」でも紹介したように、制作方法やスタイルをミニマムにして作業労力もコストも抑える大変な部分を業者に任せるなどの方法を検討し、現行の卒アル委員数で対象する方法を考えてはいかがでしょうか。

    制作を業者のおまかせ制作にするメリットを解説した記事がございますので、併せてご覧ください。

    5.マンネリ化する慣習

    旧態依然の卒園アルバムにうんざり

    「なんか時代に合ってないような古さを感じる」

    何が足りないのか、何がいけないのかは良くわからないけど、なんかそう感じる…という漠然とした意見。

    通常保護者会や、アルバム担当の先生が決済を求める時、業者のサンプルアルバムを見せて同意を得ることが多いです。

    その際に出てくる、曖昧だけど感じるこのモヤモヤ。

    恐らくそれは「進化」していないジレンマでしょう。

        • 表紙→卒園生紹介→先生紹介過年度クラス→年長期の春夏秋冬行事→親子遠足→運動会→発表会→卒園式→裏表紙

    といった旧態依然の形式がそのまま踏襲されています。

    最も安定した構成ですが、もう一つ「今までの構成」を崩すことができないという慣例性もあるでしょう。

    前述からの繰り返しになりますが、主要の写真はすでに持っている、制作時間も昔と比較しては全く取れない状況、シンプルかつコンパクトが好まれる時代に逆光、ありえない高額…

    このように「ガラパゴス化」しているアルバムの体裁に対し、時代や生活スタイルに敏感な保護者から「いらないのでは」の声が上がります。

    子どもにお金は惜しまない方もアルバムは惜しむ

    子どもお金を惜しまないのであれば、卒園アルバムにも惜しまないのでは… というのは正解でない場合が多くあります。

    卒アルはあくまでも記念品。だから最小限の思い出だけでいい。コストをかける必要もない。という意見が想像以上に多くあります。

    「いらない」と言われる大概の方は「最小限に絞られてて低価格」であれば欲しいしが、去年まで作ってたから今年も同じようなものを作るというならいらない、という考えです。

    一度、昨年までの卒アルのあり方を振り返り、変えるべきところは変えてみるよう試みてはいかがでしょうか。

    6.多すぎるページ数(内容に疑問)

    ページ数が多い卒園アルバム

    「あれもこれも入れようとして、かえって何が大切か分からなくなってない?」

    卒園アルバムにつきまとう課題、それは「公平性」です。

    全ページを通じて「必ず全員同じ枚数の掲載」を掲げて写真選定をしていきます。

    これによりこんな現象が起きがちです。

    全ページに記念撮影した園児全員の全身写真が載っている

    仮に25名の年長クラスだったとします。当然この全身写真以外にも、スナップや集合写真がいくつも載ります。これによりページ数はどんどん膨れ上がり、その結果合計48ページになる事態に。

    全身写真全員掲載をしなければ24ページでお釣りがくるくらいです。

    全部の行事を載せようとする

    思い出はたくさんあるほど嬉しいものです。でも、詰め込みすぎて大切なものが埋もれてしまっては本末転倒です。

    しかも多いページ数ほど高額となり、保護者からの賛同が得にくくなります。時として、少ないからこそ心に残るものがあるのではないでしょうか。

    「すべての記録の写真より、心に残る1枚の方が大切」

    「立派な装丁よりも、中身の濃さが重要」

    このように思われる保護者ほど、一見、豪華絢爛な卒アルに異を唱えます。

    本当に大切な内容に限定して制作

    行き着くところコンパクトなアルバムとなります。

    「全行事載せる / 全員を公平に載せる」というテーマでの写真選定はものすごい労力が必要となります。

    ですがその労力を「写真を徹底的に捨てる」労力に変えてみてはどうでしょうか。

    この作業は「全掲載」と同じ位いに疲労する作業です。

    プラスするよりマイナスする方がいかに勇気と決断が必要なことか…

    ですがそこで採用された写真で構成されたアルバムは、写真の質の良さ、テーマの絞り込み、見やすさ、価格の全てのパフォーマンスが優れており、きっと読む方の心に響くことでしょう。

    関連するブログ記事がございます。

    7.捨てられない

    ゴミ箱のイメージ図

    「個人情報が載ってるし思い出を廃棄する行為に抵抗がある」

    そして、今まで掲げてきたように「必須のものではなくむしろ制作に疑問が残る作り方のアルバム」であれば、むしろ最初から「いらない」となります。

    処分方法をはじめから考えて「いる・いらない」を決断される方は、想像以上に多いと聞いています。

    モノが溢れてる時代であり、遊び盛りの子どもは足の踏み場もないほど部屋を散らかします。さらに収納スペースも限られてることから「モノの購入」に慎重になるんですね。

    個人情報の問題

    そして「廃棄後に個人情報が知れるのではないか」という不安もあります。

    このことから昨今、卒園生の氏名はフルネームではなく、下の名前だけにする園が増えてきています。

    さらに個人ページ等で使用する「各家庭から徴収する写真」は、自宅が特定できない写真に限定という触れ込みを行う場合もあるほどです。

    このことから、個人を特定できる要素を排除して、ミニマムなアルバム仕様するなど「かさばらない」というテーマのもと、制作スタイルを考えてみてはいかがでしょうか。

    デジタル化された卒園アルバム

    デジタル化された卒園アルバムのイメージ図

    ブックタイプではなくデジタルの卒園アルバムだったらどうでしょう?

    物理的ではないことから、そのデータはスマホやパソコンに保管しておくことができます。

    それでは「どんな見せ方」が良いのか?

    恐らく思いつくのは「アルバムの左右のページを開いて紙面一枚に見立てPDFファイルにする」でしょう。

    見開きページをPDFで見ると…

    卒園アルバムのPDF原稿をスマホで閲覧している図

    以前お客様からのご要請によりこのタイプを制作した経験があります。

    ですが結果は不評でした。次のデメリットが挙げられます。
    基本スマホで閲覧することを前提としています。

    • いちいちピンチインアウトすることがわずらわしい
    • ズームした状態で高精細が必須のためファイルサイズが大きい
    • 起動してもなかなか全てが表示されない
    • ズーム状態でスライドするも滑らかでない
    • 不評によりそのPDFのまま製本印刷にした方も
    写真の一点一点を大きく表示し縦スクロール

    卒園アルバムをPDF化しスマホの縦スクロールで閲覧してる図

    見開きPDFの反省を踏まえ、別の機会に制作したのが、写真を独立させて「縦方向」にずらーっと並べ、それをPDF化し、それを上下のスクロールで閲覧する方法です。

    縦撮影された写真は、迫力満点で申し分ないのですが、横写真はズームインして見ないと細かい部分まではわかりません。

    この状況は前述の見開きPDF同様の「ファイル重い」「滑らかに動かない」「表示に時間がかかる」という弊害が生まれ、納得ゆくものにはなりませんでした。

    スライドショー

    行き着いたのはスライドショーを動画にする方法でした。

    ここから私どもの宣伝が入りますことをどうかお許しください。

    おもいでアルバム ザ・ムービー

    卒園アルバム制作メーカー キッズドン!の商品に「おもいでアルバム ザ・ムービー」というものがあります。

    最長10分のスライドショー動画4本と、動画で使用した写真で再構成するアルバムをセットでお届けする商品です。

    この商品は限定受注限定価格となっており、毎年度11月30日を申込締切日とし更に限定50件の制作に留めています。

    そして10名以上のご利用で1名様4,980(税別)というお求めやすい料金を設定しています。

    どんな雰囲気になるのか… 文章で示すよりも直接その動画をご覧いただく方がご理解いただけると思いますので、下のYoutubeをよろしければご覧ください。

    卒園生紹介や春夏秋冬ハイライトなど色々なテーマを基に制作したサンプル動画をダイジェストに繋いだ内容となります。

    スマホでストレスなく閲覧することができる、エンターテイメント性に優れている、フルハイビジョン映像のため卒園式や謝恩会などでの「思い出上映会」に対応できる、など様々なメリットがあります。

    動画使用の写真を再構成したアルバムが付属

    「おもいでアルバム ザ・ムービー」に付属するインデックスアルバム

    当初私どもも「ブックタイプのアルバム」の代わりに「スライドショー動画」を制作する計画でしたが、デジタルゆえの消滅のリスクや、十人十色の卒園アルバムに対する気持ちや意見などを鑑み、アルバムを付属させることにしました。

    アルバムはハードカバー16ページでケース付き、各ページ割り振りやデザインレイアウト(もちろん動画制作も)の一切をキッズドン!がおまかせ制作で仕上げます。

    商品の詳しい内容につきましては、下のバナーよりよろしければご覧ください。

    おわりに

    今回は「卒園アルバム、いらない」という方の本音7選、というテーマでお話しをしました。

    デジタル化の波、経済的な負担、思い出の複雑さ、制作の大変さ、本当の受益者、慣習の見直し、そしてシンプルさの大切さ...。どれも、現代の保護者の方々が抱える本音の悩みや疑問です。

    「いらない」と言われてる方の真意に耳を傾けることにより「アルバム制作で本当に大切なこと」が見えてきます。

    対話が許されるのであれば、相手の正直な気持ちを聞いてみてはいかがでしょうか。

    そしてその気持ちをアルバム制作に反映できるのであれば「あなたの気持ちを聞いて、私たち卒アル委員はこんな風に方向性をアレンジしてみた」と伝えることで、より、素晴らしいアルバムの価値が生まれるはずです。

    どうか創意工夫を重ねて、新しい時代にふさわしい「思い出の残し方」を見つけてください。
    今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。

    卒園アルバムキッズドン!代表-宗川 玲子
    キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)

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