「卒園アルバムの紙」厚いと薄いどっちがお好き？

卒園アルバム制作メーカーキッズドン！では、お客様から「卒園アルバムの本文に使われてる紙は厚いほうがいい？薄いほうがいい？」という問い合わせを良くいただきます。

お好みによると言ってしまえばそれまでですので、私どもは「厚い薄い」双方の長所短所を説明し、選択決定のきっかけを提供いたします。

ちなみにキッズドン！にも「厚い薄い」両方のアルバムタイプのご用意があり、人気は7対3の割合で「厚い」が人気です。今日は「厚い紙：薄い紙」の特徴ならびに長所短所、そしてお客様がそれを選ぶ理由についてお話しをしてまいります。

今回のテーマ：紙の厚さは「厚い」が人気ですが甲乙つけれません

この記事はこんな問いにお答えします

上は当メーカーで提供しているハードカバーフルフラットスタンダード。

本文の紙は2枚の厚紙を貼り合わせた「合紙製本」という仕様です。ブライダルアルバムなどに良く採用されています。

この仕様の特徴は…

などが挙げられます。数点詳しく説明します。

2枚の厚紙を貼り合わせた本として最も有名なのは「絵本」です。紹介したアルバムの2〜3倍の厚紙を貼り合わせています。

この仕様としているのは「めくりやすさ」と「開いても閉じない」という機能を求めているからになります。年長ではここまでのケアは不要と思いますが、「本」として重要な機能でしょう。

折り目となる細い筋が入りますが、糸綴じやのり付けなどの接続部位がありません。この仕様のメリットは、左右ページを横断したパノラマ構図ができることです。

例えば集合写真をセンターをまたいでダイナミックに掲載する、横長写真が多い2つの行事を上半分と下半分で掲載するなど「ページは左と右で分けて」という既成概念を外し、見る方にインパクトを与えることができます。

仮に8ページ仕様でもずっしりと手ごたえがあります。ちなみに48ページでは辞典のようです（笑）。ハードカバーと相まって高い保存性を誇ります。

高精細プリントを厚紙台紙がしかっりホールドし、高級感を演出する役割も持ちます。

上の写真は「ハードカバーザ・クラシック」。
横幅に余裕を持たせたワイドサイズが人気です。

本文の紙質は前項の「フルフラットスタンダード」より薄手ですが、これも張り合わせの合紙製本仕様です。

薄くもなく、分厚くもなくちょうどいい…といった感覚でしょうか。いわゆる卒業アルバムで使われる厚さのイメージで、ページの先端を持って垂直に立ててもしなること無く直立不動する厚みがあります。

特徴はほぼ「フルフラットスタンダード」同様ですが、幾つか加えます。

このアルバム「ハードカバーバリュー」。

その名の通りハードカバーでありながらバリュー価格のアルバムです。本文紙は手首のスナップでめくれる感覚の厚さです。

女性ファッションしの表紙2枚分程度の厚さでしょうか。薄いといっても「ペラペラ」ではないので、十分に記念誌としての趣があります。特徴は…

スマホやテレビなど、近年「薄い」が主流であり、さらに「軽さ」が求められ、そんな感覚からかこのページの薄さは一定の評価をいただいています。

このページはグロス（光沢）加工がされており、その艶やかな雰囲気と、この薄さの相性が良いのも人気の要因と言えます。

それでは実際にアルバムを手にされたお客様の本音やご意見を紹介します。下のボタンの「+（プラスマーク）」をタップするとご覧いただけます。

厚い紙の感想を見る

36ページ制作で、その仕上がりは辞典のよう。卒園式で卒園生に渡すとき、みんな「おも〜い！」と異口同音に発していました。
銀塩プリントは厚い紙でなくちゃ引き立たないと正直感じた。高級感を演出し、もっと厚手でも良いと思った。
キッズドン！に作ってもらった原稿は、全ページ見開きを意識したパノラマ構図で、思いもよらぬデザインに感動した。センターに顔をかけちゃいけない成約はあるけど、こういう冒険は卒園アルバムならではと思った。
赤ちゃんが触ってもページが折り曲がることが無く、安心して見ていられる