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2024.12.21
卒園アルバム制作を「簡単」にする7つの法則
こんにちは、卒園アルバム制作メーカー キッズドン!の宗川 玲子(そうかわ れいこ)です。
卒園アルバムの制作担当に決まった時、あなたはどのような思いを抱かれましたか。
私が13年間、お客様との対話の中で伺ってきた声を振り返ると、「前向きな」気持ちよりも、圧倒的に「不安や戸惑い」の声が多いという現実があります。
「とにかく大変そう…」「センスがないから無理かも」などの不安の声からはじまり、
- 写真の選び方がわからない
- デザインって何から始めれば…
- パソコンもないのにできるの?
- 仕事と育児の合間に時間が作れるか心配
- 切り抜きなんて何年もしていない
- 前年の担当者は「結構大変だった」と
- スマホでは難しいと聞いた
- 予算もそれほどない
- 完成度の高いものを作らないと保護者に申し訳ない
などのネガティブな思いが湧き上がります。
実は、こんな不安を抱くのは、担当者がこんな思い込みをしすぎてるからではないでしょうか?
確かに志(こころざし)は素晴らしく、制作の原動力として必要不可欠と思います。
ですが、この思い込みから解放されることなく作成を続けては、完成以前にストレスの影響で立ち行かなくなってしまう恐れもあります。
実はアルバムを手にする卒園児や保護者が本当に求めているのは、実はそれほど難しいものではないということが立証されています。
むしろシンプルで見やすく、お子様の思い出が詰まったものであれば十分なのです。
私が卒園アルバム制作に関わってきた経験から、その「思い込み」を解きほぐし、本当に大切なことだけを残した「7つの法則」をお伝えします。
キーワードは「簡単」です。
- 「簡単に考える」
- 「簡単につくる」
- 「簡単を選ぶ」
無理やり難しく考えがちな卒アル制作を「簡単」につくる。それが今回のテーマです。
この記事をお読みいただき「私にもできそう」と感じていただければ幸いです。
目次
なぜ「大変」という声が多いのか
卒園アルバム制作が「大変」と感じる背景には、私たちが思い描く理想と現実のギャップが大きく関係しています。
毎年この時期になると「どうしよう…」という不安の声が多く寄せられますが、その多くは私たち自身が作り上げた「思い込み」から生まれているのかもしれません。
理想が高すぎて見えなくなるもの
制作担当になると、誰もが素晴らしいアルバム作りを目指します。
それは当然の感情であり、むしろ素晴らしい意気込みと言えるでしょう。
ですが、この意気込みが時として重荷となり前に進めなくなることがあります。
- 一生の思い出だから、とにかく立派なものを
- せっかくならデザインにこだわりたい
- クラスみんなの写真を平等に載せないと
- 先生からも褒められるようなアルバムに
- 前年を超える出来栄えを目指したい
- 1ページ1ページに工夫を凝らしたい
こうした理想が先行するあまり、現実との間にズレが生じ始めます。
グラフィックソフトの使い方を必死に覚えたり、写真の切り抜きに挑戦したり…。
そのような努力の末に「思ったより難しい」「時間がかかりすぎる」という現実に直面し、制作のスピードが極端に落ちてしまうのです。
受け取る側が本当に求めているもの
園児や保護者は、卒園アルバムに何を求めているのでしょうか。
意外かもしれませんが、多くの方が望むのは
なのです。
凝った装飾や複雑なレイアウトよりも、写真がはっきりと見え、子どもの表情がわかり、そして絞り込まれた写真点数で心に響く訴求効果…。
そんなアルバムを望んでいるのではないでしょうか。
むしろ写真を小さくして大量に詰め込んだり、装飾を施しすぎたりすることで、かえって見づらくなってしまうことは大多にしてあります。
「切り抜きが定番だから」と思い込んで膨大な時間を費やすよりも、写真を大きく見せるシンプルな構成の方が喜ばれる場合も少なくありません。
もう卒園アルバム=切り抜きではない
卒園アルバムといえば切り抜き… という考えは、いささか前時代的発想と思われます。
切り抜きをが採用されるのは2つ理由があります。
- 1.担当者が切り抜きをしたい
- 2.卒アルだから切り抜きをしなければいけない
ファッション雑誌や児童向け月刊誌を鮮やかに飾る「切り抜きを用いたページデザイン」や「卒園アルバム|画像検索」で表示される「切り抜き原稿」の数々…。
これらを見て「切り抜きで可愛らしくページを彩りたい」という思いを抱くことでしょう。
またこれとは別の理由として「少しでも空間を稼ぐために切り抜きを行い、1枚でも多くの写真を掲載したい」というのもあるでしょう。
現代はアプリ等を使用し「一瞬で人物を切り抜く」ことができます。
そんな環境も手伝い「切り抜き」にトライするわけですが、現実はそんなに簡単ではありません。
- 切り抜きは少数使用だからこそ映える
- 無理に重ね合わせると非常に見にくい
- アプリ使用でも細部の調整に時間を要す
- アプリ使用で書き出しの際画質低下となる場合あり
- 切り抜きに相応しくない写真は良い写真でもボツに
- 思いの他単調作業のため忍耐と時間を要す
このようなデメリットが潜みます。
もちろん切り抜きを否定するわけではありませんが、「卒アル制作を簡単に」を掲げてる方にとっては不向きな制作手法と言えるでしょう。
結論からすると、卒園アルバム作成に関わる方意外は、誰もそのような概念を持っていません。
反対に「アルバムを見る方」は、前述の「1.担当者が切り抜きをしたい」のデメリットを箇条書きにした内容にもある通り、切り抜きなしで「そのままの写真をそのまま見せて」という意識の方が強いと言えます。
このあたりの「作り手」と「受け手」の「ずれ」を想像しながら、どのような表現方法にすれば良いかを決めるべきかと思います。
切り抜きについては後半でも詳しく触れてまいります。
思い込みが作る「難しい」の正体
なぜ卒園アルバム制作は大変だという「思い込み」が生まれるのでしょうか。
それは私たちが「こうでなければならない」という固定観念に縛られているからかもしれません。
先ほどの切り抜きでも挙げましたが「切り抜きは手間がかかるけど、それが愛情の証」「1ページに30枚以上の写真を載せないと不公平」「パソコンが無いとまともなアルバムは作れない」…。
こうした思い込みが、いつの間にか「ルール」として定着し、それが制作者を追い詰めていく要因となっているのです。
シンプルに考えることの大切さ
大切なのは、まず自分自身の思い込みから解放されることにあります。
そして「子どもたちの笑顔が輝くアルバム」という本質的な目標に立ち返ることが大切な点になります。
実際に喜ばれるアルバムの特徴は意外とシンプルなものです。
- 写真が大きく表情がよく見える
- ページ構成が見やすい
- 子どもの成長が感じられる
- グループの絆や楽しい雰囲気が伝わる
このような要素さえ押さえていれば、必要以上に凝る必要はないと言えます。
この章の最後に、ある保護者の方からいただいた言葉を紹介させていただきます。
「子どもが大きくなってアルバムを開いた時、写真から楽しかった思い出が蘇ればそれでいい。それ以上の飾りは必要ないのかもしれません」
まさにこの言葉が、卒園アルバム作りの本質を表しているのではないでしょうか。
こちらのブログも併せてご参照ください。
法則1:写真は「少なく・大きく」が鉄則
写真をたくさん載せれば載せるほど良いアルバム…。
ひと昔前であればそんな考えが一般的だったかもしれません。
ですが、1ページに30枚、40枚と写真を詰め込んでいくと、かえってページの魅力は薄れていきます。
さらにこれが切り抜き写真の場合収拾がつかなくなります。
むしろ写真点数を絞り込み、その分サイズを大きくした方が、見る人の心に深く響くアルバムになるのです。
1ページの掲載はあえて15点以下に
写真の選定作業で一番悩むのが「この写真も載せたい」「あの写真も外せない」という取捨選択。
つい欲張って「全部載せよう」という考えに傾きがちです。
ですが、あえて1ページの掲載写真を15点以下に絞ることで、次のような効果が生まれます。
- 一つ一つの写真が大きく見やすい
- 園児の表情がはっきりと伝わる
- 写真選びの時間が大幅に短縮
- レイアウトにゆとりが生まれる
- メリハリのある紙面構成になる
写真が多いことのデメリット
逆に写真を欲張って載せすぎると、意外なデメリットが出てきます。
写真が小さくなることで表情が判別しづらくなり「どの写真に誰が写っているのか」を探すのに一苦労。
また隣り合う写真との境界線が曖昧になり、どこからどこまでが一枚の写真なのかがわかりにくい状態に。
さらに制作面でも、写真の選定や配置に膨大な時間がかかり作業効率が極端に落ちていきます。
大型写真でページの完成度を上げる
写真数を絞り込んだ分、その写真の魅力を最大限に引き出す工夫が必要です。
例えば見開き2ページに対して、メインとなる写真を1枚だけ極端に大きく配置する「グラビアスタイル」。
これだけでも十分インパクトのあるページが完成します。
特に集合写真は、なるべく大きなサイズで掲載することをお勧めします。
クラスメイトとの絆や行事の一体感が伝わりその時の空気感までもが蘇ってくるはずです。
インパクトを与える配置方法
写真を大きく見せる際の具体的な方法をご紹介します。
- 見開き左右のセンターラインをまたぐ配置
- ページ上部3分の2を占める大型配置
- 余白を活かした「一点豪華主義」的な配置
- 背景を白一色にして写真を引き立てる
このように写真を「目立たせる」ことを意識すると、自然とページ全体の見栄えが良くなっていきます。
また、残りの小さめの写真は大型写真を引き立てる「脇役」として活用。
全体の調和を保ちながら、メリハリのあるページ作りを心がけましょう。
ここで大切なのは「掲載写真の枚数にこだわりすぎない」という考え方です。
必要最小限の写真で、最大限の効果を狙う。
それが見やすく魅力的なアルバムを作る近道となるのです。
法則2:使い慣れたツール使う
「パソコンがないと作れない」「専用ソフトの使い方を覚えないと」という思い込みが、卒アル制作の大きな壁となることがあります。
もしパソコンを所有されてるなら、日頃から使い慣れてる「ワード」や「パワーポイント」がグラフィックソフトの代役となります。
ただし、これは今までお話ししてきた「シンプルスタイル」での場合です。
凝った装飾や、フレームを変形させたりなどの造作には不向きですが、むしろ「シンプル」に徹した方がクオリティは上がるでしょう。
スマホアプリと同期
マイクロソフト製品の優れた点は「Microsoft365」をパソコンで使用して作成したファイルを「アプリ版」で同期使用できるところです。
アプリ版は一部の高度なレイアウトは制限されてますが、シンプルスタイルであれば使用することもないでしょう。
少し古いですが過去にワードを使用して卒アルを作るハウツー記事を書きました。
この記事はフレームを付けて制作する方法の解説ですが、ノーフレームでも全く問題ありません。どんなイメージで作るかだけでもご参照ください。
現代ではスマートフォンとグラフィックツールアプリを組み合わせることで、十分な品質のアルバムを作ることができます。
スマホだけでここまでできる
まずはじめに、スマートフォンでのアルバム制作には、こんなメリットがあります。
- 通勤電車やちょっとした空き時間に作業できる
- 写真の撮影から加工まで一貫して行える
- クラウド上での保存で作業データの紛失リスクが少ない
- 複数の無料アプリを組み合わせて使える
スマホ制作の場合活用いただきたいアプリは、オンライングラフィックツール「Canva(キャンバ)」です。
Canvaのフレーム機能
Canvaには、予め枠数と枠サイズが決められておりカスタマイズも可能な「グリッド」、自由に写真枠をキャンバスに配置してそこに写真をドロップする「フレーム」が数多く用意されています。
これだけでも問題なくアルバムが完成し、恐らく拘らなければ写真アップロードから制作完了まで1時間たらずでできると思います。
Canvaの紹介や基本操作方法については下記ブログよりご覧ください。
Canva×キッズドン!テンプレート
私ども卒園アルバム制作メーカー キッズドン!は、ご成約特典として、スマホでも使用できる「Canva専用テンプレート100種」を進呈しています。
これは背景とフレームがジョイントした「一枚画」で、写真を入れる部分だけが「透明」になっているものです。
これを使用することでデザイン性の高いアルバム原稿が完成します。
ご興味があれば下記の解説ブログをご覧ください。
無料素材の上手な探し方
イラストやスタンプなどを装飾する際に「無料素材」をお探しになることでしょう。
インターネット上には数多くの無料素材サイトが存在します。
ただし、闇雲に素材を探すと時間ばかりかかってしまいますので効率的な素材探しのポイントをご紹介します。
- 検索キーワードを具体的に設定
- 著作権フリーの素材に限定
- 解像度の高いものを選ぶ
- シンプルなデザインを意識
- 季節感のある素材を探す
こちらの記事も併せてご覧ください。
背景やフレームの選び方のコツ
背景素材選びで最も重要なのは「写真を引き立てる」という視点です。
派手な背景は写真の魅力を損ねかねません。背景選びの黄金ルールとして、
- パステル調の優しい色合い
- 抽象的な幾何学模様
- 季節を感じさせる淡いデザイン
- 余白を十分に確保できるもの
- 白紙
高品質な背景画が揃っていることで紹介したいサイトは「イラストAC」です。
できればアルバム制作の期間だけでもプレミアム個人会員に登録し、制限なしに背景画をダウンロードされることをおすすめします。
背景に関連した記事がございます。
法則3:アイデアに凝らない勇気
制作を始めると「どうせやるなら面白い工夫を」「他とは違う個性的なものを」と考えがちです。
アイデアを出すこと自体は素晴らしいことですが凝りすぎることで作業が複雑化し、完成までの道のりが遠のいていきます。
むしろ「あえてシンプルに」という選択が結果として高い評価につながることも多いのです。
シンプルな構成で好印象を
卒アル制作を始めて行う方にありがちなデザインに「隙間なくコテコテに写真や素材を詰め込む」があります。
ですが、一生懸命工夫を凝らしたつもりが、「見づらさ」に繋がり、かえって写真の魅力を損ねてしまうことがあります。
アルバムの基本は「写真」です。
その写真が輝くようなシンプルな構成を心がけることで、むしろ完成度の高いページが生まれます。例えば、
- 余白を十分に確保する
- 装飾は控えめに抑える
- 文字の量は必要最小限に
- 写真の配置にリズム感を持たせる
- 背景は主張しすぎない柄を選ぶ
基本レイアウトで失敗知らず
レイアウトも「基本に忠実」が鉄則です。写真の配置に迷ったらまずは基本的な構図から始めてみましょう。
- 大きな写真を中心に配置
- 左右対称のバランス
- 上下の余白を意識
- 写真と写真の間隔を均等に
- キャプションは読みやすい位置に
法則4:作業は一人で完結させる
「原稿作成をみんなで分担して作業すれば早く終わる」。
一般的にはその通りですが、卒園アルバム制作においては、むしろ逆効果になることが少なくありません。
複数人での作業は、思わぬトラブルや進行の遅れを引き起こす原因となるので注意が必要です。
分担作業で起こるトラブル
制作委員の皆さんは、それぞれ仕事や家庭を持つ中での活動です。
当然、作業時間の確保や進行スピードには個人差が生まれます。例えば、
「Aさんの写真選定→Bさんのレイアウト→Cさんの装飾→Dさんの文字入れ」
という工程を分担すると、一見効率的に思えますが、実際には次のような問題が起きやすくなります。
- Aさんの写真選定が遅れると、後続の作業も遅延
- レイアウト担当と装飾担当で意見が分かれる
- 作業の引き継ぎで認識のズレが生じる
- 修正依頼の連絡に時間がかかる
- データの受け渡しでトラブルが発生
複数人制作のリスク
さらに深刻なのが、作業の質にバラつきが出ることです。
デザインセンスや写真選びの基準は人それぞれです。
異なる感性が混ざることで、そのページの統一感が失われてしまうことがあります。
また、作業分担により「誰が最終責任を持つのか」があいまいになり完成度に影響を及ぼすケースも。
個人作業のメリットと時間管理
反対に一人で完結させる作業には次のようなメリットがあります。
- 作業の遅延が自己管理で防げる
- デザインの一貫性が保てる
- 修正がスムーズ
- 判断が早い
- 作業の優先順位を柔軟に変更できる
一人作業だからこそ、全体を見渡しながら効率的に進められるのです。
3ヶ月でできる制作スケジュール
個人作業を成功させる鍵は、計画的な時間管理にあります。
3ヶ月の制作期間を例に、現実的なスケジュールをご紹介します。
- 行事ごとに写真を整理
- 使用候補の写真を絞り込み
- 園児ごとの写真枚数チェック
- ページ構成の決定
- 写真の配置
- 背景選び
- ペ文字入力
- ペ全体の微調整
- ペ最終チェック
このように作業を細分化し、自分のペースで着実に進めていくことで、無理なく完成させることができます。
関連したブログ記事を貼っておきます。
法則5:切り抜きより「枠」採用
改めて「切り抜き」について触れたいと思います。
そのくらい「当初は切り抜き作成でやる気旺盛」だったものが「途中で挫折」になるケースが多いのです。
園児のシルエットに沿って丁寧に切り抜いていく作業は、確かに愛情のこもった素敵な手法です。
しかし、その作業量は想像以上。
むしろ「枠」を活用、もしくはそのままでで配置する方が効率的で魅力的な仕上がりになることが多いのです。
切り抜き作業の落とし穴
切り抜きに挑戦してみると、思わぬ苦労が待っています。
- 髪の毛の輪郭が綺麗に切れない
- 服装の境界線が曖昧で迷う
- 手足が重なった写真は処理が難しい
- 集合写真の切り抜きは至難の業
一瞬で切り抜きを完了させるアプリやWebソフトがありますが、それはあくまでも「切り抜きのふさわしい好条件」があってのことです。
切り抜かれた結果、腕が欠落してる、髪の毛の部位がかなりいい加減な処理に、背景と服の色が同型のため何回トライしても上手くいかないなどのエラーは頻繁に発生します。
これの修正ややり直しによって、1枚の写真を丁寧に切り抜くだけでも30分以上かかることも。
24ページのアルバムとなると、その作業量は途方もないものとなってしまいます。
「簡単」という目的から程遠くなるため、切り抜きをするなら、わずか数点にとどめてアクセント的に使用するのが良いでしょう。
切り抜きに関するブログもよろしければご覧ください。
写真枠で作るスタイリッシュな仕上がり
これに対して「枠」を使用したレイアウトには、多くの利点があります。
- 写真を大きく見せられる
- 統一感のあるデザインに
- 作業時間が大幅に短縮
- レイアウトの自由度が高い
- プロっぽい仕上がりに
- 意図せぬ空間が発生しにくい
写真そのままを少しだけ加工
また、枠を設けなくとも、そのままの写真にちょっとした処理を行うだけでグッと見栄えが良くなります。一例として、
- 角丸にする
- 内側に白のラインを入れる
- 外側に白のラインを入れる
- 正方形の4点コラージュ
- シャドウ(影)をつける
- 四角にコーナーシール素材を設ける
などが挙げられます。
尚、私どもキッズドン!では無料でダウンロードできる「写真枠」をご用意しております。
下記バナーから専用コンテンツに移動されご活用ください。
法則6:進行中の不安を解消する
卒園アルバム制作に取り掛かってから、予想以上に壁にぶつかることが多いものです。
「このやり方で合ってるのかな」「他のママたちはもっと上手くできてるのでは」といった不安は制作経験のない方なら誰もが抱く自然な感情といえます。
むしろ不安を感じない方が珍しいくらいと言えます。
よくある悩みとその対処法
制作途中で生まれる悩みには、いくつかの傾向があります。例えば、
- 写真の掲載数に偏りが出てしまう
- レイアウトがワンパターンになりがち
- 進行スケジュールが遅れ気味
- 他の委員との意見が合わない
これらの悩みは決して特別なものではありません。
むしろ「よくある課題」として捉え、解決の糸口を見出すことが大切です。
制作の途中で行き詰まったら
行き詰まりを感じた時、多くの方が「自分で何とかしなければ」と抱え込みがちです。
でも、それは必ずしも正解とは限りません。
時には誰かに相談することで、意外なほど簡単に解決することもあるのです。
相談相手は必ずしも同じ委員である必要はありません。
過去の卒対委員の方や、普段から仲の良いママ友でも構いません。
異なる視点からのアドバイスが思わぬブレイクスルーを生むこともあります。
こちらのブログも併せてお読みください。
プロに相談できる選択肢
アルバム制作会社には、相談窓口を設けているところも多くあります。
特に写真のレイアウトや、デザインの方向性など、技術的な相談は専門家の意見を聞くことで解決の糸口が見つかりやすいものです。
無料でサンプル制作や、トライアル版の作成に応じてくれる業者もありますので、まずは気軽に問い合わせてみることをお勧めします。
プロの視点からのアドバイスは、その後の制作にも大きく役立つはずです。
法則7:プロの力を借りる賢明さ
これまでご紹介してきた法則は、基本的に保護者の方による自主制作を前提としたものでした。
しかし近年では、業者に制作を委託するケースが増えています。
これは決して「手抜き」ではなく限られた時間を効率的に使うための賢明な選択といえます。
業者委託で激変する作業量
業者委託により、保護者の作業は主に「写真選定」と「内容確認」に絞られます。
写真選びに十分な時間を掛けられることで、より良い思い出を残せることにもつながります。
実際に、フルタイムで働く卒対委員の間では「写真選びに集中できて良かった」「子どもと一緒にゆっくり写真を見る時間が作れた」という声も多く聞かれます。
おまかせできる範囲を知る
業者によって委託できる範囲は様々です。例えば、
- デザインレイアウトのみ
- 写真の補正や加工も含めて
- 個人ページの作成
- 表紙デザインから製本まで
尚、私どもキッズドン!は上記の内容を「おまかせコース」という制作コースの基、全て執り行っております。
自分たちで行いたい部分と委託したい部分を明確にすることで、より効率的な制作が可能になります。
おまかせコースの詳細は下記よりご覧いただけます。
おわりに
卒園アルバム制作は決して一筋縄ではいきませんが、この7つの法則を意識することで、より楽しく効率的な制作が可能になるはずです。
完璧を目指すあまり疲れ果ててしまっては本末転倒です。
時には人の力を借りながら、笑顔で完成を迎えられることが、何より大切なのではないでしょうか。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。
キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)
(宣伝になります)
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