はじめての卒園アルバム
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2021.9.7
卒園アルバム購入を迷われてる方への提案
こんにちは、卒園アルバム制作メーカーkidsDon!(キッズドン!)の宗川 玲子です。
卒園アルバムの購入に迷われてる方、またはいらないという保護者の方は、どの園にも少なからず存在します。
ましてや今年度はコロナウィルス感染情勢による「行事自粛・縮小」が相次ぎ、そもそもアルバムの素材となる写真が少ないことから、アルバム制作の必要性を問う方も多く見受けられます。そして先行きの見えぬ景況感…
卒園アルバムは必ず制作すべきと唱える一方で、購入に迷う、または不要を訴える派が存在し、先生やアルバム委員の方はその調整に苦心されてると察します。
今回は「必要派」と「迷い・不要派」をいざかいなく結び、調整を図る方法の提案となります。
目次
迷いや不要の理由は何か
その方々の思いはどのようなものでしょうか。
・日頃から園撮影の写真を購入してるため、改めてのアルバムは不要
・行事自粛の連続であり、写真不足の状況下で価値あるアルバムが作れるのか
・景気の状況がこの先も不透明であり、節約を重視したい
・料金に見合うアルバムのクオリティが未知なため、購入に踏み切れない
などが理由の一例となります。そしてその最たる理由が…
であることが、お客様から受ける相談などから読みとることができます。
価値を見て検討していただく方法
この思いを抱く方々にぜひ提案いただきたいのが
方法です。より正確に言いうと、購入を迷われてる方に対し、出来上がったアルバムをご覧いただき、もしお気に召して購入を希望された場合、アルバム製作会社へ「増刷」を依頼するという方法です。
この提案による事例
キッズドン!の事例では卒園生56人の卒園生に対し、初期購入希望者35人に対し、完成品提示による再希望を募ったところ、18名分の追加となったケースもあります。
この時の仕様は
ハードカバー銀塩プリント12ページ
1冊5,800円税込(デザイン料含む)
キッズドン!がレイアウトデザインの一切を請負う“おまかせコース“
となっており、納期は「卒園式前」の3月中旬でした。
増刷とは?
印刷部数を決めて印刷製本を行った後に、追加で印刷製本を行う意になります。
しかし一般的に増刷を行うと、通常追加した1冊あたりの単価が割高となるデメリットがあります。
ですが私どもキッズドン!の「ハードカバーフルフラットスタンダード」は1冊づつ製本を行い、パーツに無駄が出ないことから、料金単価の違いは「数の変動」によって発生しません。
つまり、あらかじめ注文されていても、後から1冊追加しても、その当初1冊単価に違いは無いのです。この仕組みを利用し、アルバム購入を迷われてる方に、完成品を確認いただいた後に購入→増刷という方法をお勧めしています。
各アルバム制作会社によって、増刷における専用の料金体系があります。通常まとまった発注より割高となりますので「当初発注後の増刷した場合の単価はいくらか」を事前に確認しましょう。
どのような心境の変化があったのか
追加購入された方は、どのような理由によって心境に変化をきたしたのでしょうか。
顕著であるのが「購入するに値する価値を見い出した」ことです。その価値とは
・クオリティが想像以上に高い
・改めてアルバムの形式になると感慨深い
・我が子が映る「所有していない」写真もあり手元に残したい
・在園の数年間が蘇り、生涯の記念誌として再認識
などが挙げられます。アルバムを閲覧する方は、ページ構成や、写真を彩るデザインを知る由もなく、得てしてクオリティに期待を寄せていないものです。
そこに高品位、かつ想像を超えるデザイン性ある卒園アルバムが現れれば、相当なインパクトを受けるに違いありません。
増刷までのプロセス
では実際にどのような流れで増刷に至るかをご案内します。
完成品を見れる状況にある場合
例えば卒園式前納品であり、3月末まで保護者がアルバムを閲覧できるような状況です。
1)卒アル委員代表者、あるいは園寄贈分のアルバムを「自由に閲覧できるコーナー」を設けます。
2)購入保留、又は否定派の方にご覧いただき、心変わりにより購入希望の際は、担当者に連絡していただきます。
3)担当者は「購入希望数」をまとめ、業者(ここでは“卒園アルバム制作メーカーキッズドン!”)に増刷の発注を行います。
完成品が見れない場合
アルバム納品が就学後であり、アルバムを手に取って見る「共有場所」が無い場合の方法です。
1)ご希望により当社所有のWebサイトに原稿の画像データを公開します。サイトは一般の方は閲覧できません。
2)その情報を委員代表からLINE等でシェアしていただきます。購入希望者は担当者に連絡していただきます。
3)担当者は「購入希望数」をまとめ、業者(ここでは“卒園アルバム制作メーカーキッズドン!”)に増刷の発注を行います。
アルバムの質感や、実際の印刷の仕上がり具合の確認ができぬ事から、購入あっせんのインパクトには欠けますが、非購入者に対するケアとして一役買う場合もあります。
Web公開の原稿画像データは、印刷製本には適さぬ解像度仕様としてますが、モニターやディスプレイでは非常に高精細に表現されます。原稿画像はダウンロード可(右下にキッズドン!のすかし文字入り)ですので、非購入者の方もスマホやPCの端末無いに「記念画像」として残すこともできます。
増刷率が高まる業者によるデザイン
アルバム購入を迷う、はなから卒園アルバムはいらないと意思表示されてる方以外に、そもそもアルバム制作反対派の方も存在します。この反対理由として多いのは「アルバム制作に保護者の膨大な時間を奪われてはならない」という正義感です。
卒園アルバムは生活に必須のアイテムでもありませんし、日頃から園での子供たちの光景が写真で入手できる環境では、なおさら作る必要は無いと豪語されます。
私どもキッズドン!にも上記思想の反対派に対しての対応を相談される事がよくあります。それに対する返答の一例として…
・業者デザインの制作コースに変更検討
・アルバム素材の品質重視
・委員の作業負担言を目的として「少数ページ」
・表紙を個別にし全面印刷仕様とする
があります。各項目を深堀してみましょう。
業者デザインの制作コースに変更検討
反対派の方の多くは「卒園アルバムは保護者が手作りするもの」といった先入観念を持たれています。
これに対して「業者制作」のメリットを提案することにより、心境の変化を与えることができる場合があります。
1.業者ならではのクオリティの高さ
2.保護者の制作に関する負担が大幅減
3.ルーズになりがちな時間管理を任せられる
4.写真の敷き詰めではない、テーマ化された「魅了する」ページ構成
このようなメリットを説明し再検討を促してみてはいかがでしょうか。
ここで問題視されるのは「デザイン料金が高額ではないか」という点です。これはアルバム制作メーカーによって大きな差がありますが、私どものメーカーに限っては相当な安価設定を行なっています。
尚、私どもキッズドンのアルバム料金には、はじめからデザイン制作料が含まれております。
また、上の箇条書き「2.」について少し補足させていただきます。
言わずもがな、制作は業者が行いますので、アルバム委員はこの膨大な時間から解放されます。
アルバム委員方にお願いする作業は「どのページにどの写真を掲載するか」を選定いただくに止まります。実際にはこの選定作業が「アルバム品質の良し悪しを決める鍵」ではあり、何百、いや何千枚の写真から数十点を抽出する作業は、非常に骨が折れる作業です。
時にこの作業を業者にお願いできないか…と相談を受けることがありますが、私どもはこれをお断りしています。なぜなら、この大量の写真と向き合い、ベストショットをピックアップする行為は、各園児と長年向き合ってきたアルバム委員の皆さま、先生方の「愛情」無くしてはなしえないからです。
私どもがデザインするのは、あくまでもその愛情を込めて抽出された写真の魅力を、十二分に引き出すことであり、写る真実を加工することはできません。
このような事から「愛情を込めて写真を選定」→「その写真を魅力的に表現する」というコラボレーションにて、委員方の負担軽減ではありつつ質の高いアルバムを作る制作方法をおすすめしています。
反対派の方に、上記の内容を説明する必要があるかは、その状況によってですが「大幅に委員の負担は減る、だけど愛情を注いで写真選定は入念に行う」という解説だけでも、耳を傾けていただけるのではないでしょうか。
アルバム素材の品質重視
アルバムは「生涯の記念誌」という前提があります。
予算都合により安価な製本方法にし、アルバム自体に興味もわかず、一度見たきりどこにしまったかも忘れてしまった…では、なんのために労力を掛けて制作したのか意味不明となってしまいます。
これによりアルバムの品質を重視し保存性の高い商品を選ぶのが理想です。ですが、当然良いものは高額となる。ここでその代償として「ページ数」を減少させてコスト削減を図る方法があります。
ページ数を減らせば委員の負担もそれだけ軽減できる事から「アルバム品質を良いものにし、ページ数を減らし予算との釣り合いを取ります。ページ数が減少すれば作業量も減ることから制作は可能と思われます」といった提案が反対派にできるかと思います。
委員の作業負担言を目的として「少数ページ」
コロナウィルス感染情勢により、多くの行事が自粛、またこの先も全く不透明である事から、アルバム制作での「ページ数減」は必然と起こり、当社にも数多くの相談が寄せられています。
「少数ページでも良いアルバムを制作することはできる」と確実に言い切れます。
反対派には「行事自粛や縮小により例年よりページ数が減少したので、委員の作業量も軽減されてる」旨をお話しし、理解を求めるのも一つでしょう。
少数ページでのアルバム制作についての記事がございます。よろしければ下記よりご覧ください。
表紙を個別にし全面印刷仕様とする
意外とこの提案だけで反対派が賛成に転じることが多いのです。
ハードカバー系のアルバムの表紙全体が我が子に写真印刷となっている… というのは、それを想定していない保護者にしてみれば、非現実的なものでり、大変魅力的に写るものです。その個別表紙だけで金額を支払う価値があると、多くのご意見や感想をいただいてるほどです。
まさにその子だけの卒園アルバムであり、それを進呈されたこどもの喜ぶ表情等をイメージしていただくことで、購入意欲が湧く可能性は十分にあると言えます。
私どもキッズドン!の「ハードカバーフルフラットスタンダード」は「個別表紙仕様」が標準装備されています。下記はそのご案内になります。よろしければご覧ください。
おわりに
今回は「卒アル購入を迷われてる方への提案」をテーマにお届けしました。
ここに連ねた内容以外にも、様々な「非購入意思」が存在すると思われます。アルバム委員としては、その調整に大変なご苦労をされてると察しますが、心構えとしては「分裂ではなく共存」だと私は思います。
「卒園アルバムいらない」「どうしようか迷ってる」方に、できる事をひとつ一つ説明し、仮に非購入に決定しても、デジタルデータをご覧いただくなどケアを最後まで行う…アルバムごときといっては何ですが、それが起因して人間関係にまで溝が生まれてしまうなど、不本意な話です。
私どもメーカーとしては、一人でも多くの保護者様、しいては園児の手に卒園アルバムが渡されることを心より祈っております
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。
キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)
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