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2025.2.17
卒園アルバムのページ数、本当にそんなに必要ですか?
こんにちは、卒園アルバム制作メーカー キッズドン!の宗川 玲子(そうかわ れいこ)です。
数多くの卒園アルバム制作に携わってきた中で、一番多くいただく質問の一つが「ページ数」についてです。
「できるだけ多くの写真を載せたい」「すべての行事を網羅したい」という気持ちから、ついページ数を増やしたくなりますよね。
でも本当にたくさんのページが必要なのでしょうか?
今日は卒園アルバムのページ数について、実際の制作現場での経験をもとに、効果的なアルバム作りのコツをお伝えしたいと思います。
- たくさんの写真を載せたいのですが、何ページくらいが適切ですか?
- 予算の都合で少ないページ数にしたいのですが、大切な思い出は残せますか?
- 8ページでは少なすぎますか?
- 個人ページは必ず必要ですか?
- 行事写真の選び方で迷っています。どうすれば良いですか?
- 少ないページ数でも見栄えの良いアルバムを作るコツはありますか?
目次
アルバムのページ数を考える前に
まずはアルバムのページ数を考える際の基本的な考え方からお話ししていきましょう。
卒園アルバムの制作において、まずページ数を決めてから内容を考える…という順序で進めがちです。
でもれは本末転倒かもしれません。
アルバムは「園での思い出をどう残すか」という視点で考えることが重要です。
ページを増やせば増やすほど良いアルバムになる、というわけではありません。
アルバム制作における2つのアプローチ
アルバムの作り方には、大きく分けて2つの考え方があります。
1つ目-「予算から逆算する」方法
例えば「1冊7,000円以内に収めたい」という条件があれば、そこから可能なページ数を割り出します。
2つ目-「掲載したい内容から考える」方法
行事の写真や個人ページなど、必要な要素を先に洗い出し、それに見合うページ数を検討していきます。
「最初は欲張って40ページのアルバムを計画していました。でも実際に作り始めると、写真の選定だけでも大変な作業量になり途中で16ページに変更しました。結果的に、厳選された写真で構成されたことで、かえって見応えのあるアルバムになりました」
(東京都・M様)
ページ数決定の課題
予算と品質のバランス
ページ数が増えると、必然的に製作費用も上がります。例えば、
- 40ページの場合:1冊12,000円前後
- 24ページの場合:1冊8,000円前後
- 16ページの場合:1冊7,000円前後
ただし、単純に金額の問題だけではありません。ページ数が増えることで次のような妥協を強いられることとなります。
- 紙の品質を下げざるを得なくなる
- 写真の印刷サイズが小さくなる
- 製本の仕様を簡素化せざるを得ない
といった品質面での影響も出てきます。
掲載内容の優先順位づけ
限られたページ数で効果的なアルバムを作るためには、掲載内容に優先順位をつける必要があります。
特に重視したい要素の一例が次のようなシーンです。
- 子どもたちの日常の表情
- 友達との関わりの場面
- 行事での成長が感じられる瞬間
- 園生活ならではの特別な場面
効果的なページ数削減の方法
ページ数を減らすことは単なる量の削減ではありません。
むしろ、より魅力的なアルバム作りだと考えています。
個人ページの最適化
個人ページは卒園アルバムの中でも特に思い入れの強いページです。
この部分を工夫することで効果的なページ数の削減が可能です。
なお、個人ページに関する詳しい内容は下のブログをご参照ください。
従来の個人ページの課題
これまでの個人ページには、いくつかの課題がありました。
- プライベート写真の収集に時間がかかる
- 手書きメッセージの負担が大きい
- レイアウトの統一感が出にくい
- 個人情報の掲載量が多すぎる
新しい個人ページの提案
より効率的で魅力的な個人ページを実現するために、次のような方法を提案しています。
- 1.園生活での写真を中心に構成
- 2.文字情報は統一フォントでデジタル入力
- 3.氏名はひらがな掲載
- 4.テンプレートを活用した効率的な制作
- 5.一冊づつ異なる個人別ページの採用
上のいくつかの内容に解説をはさみます。
各家庭から写真を収集するのではなく、卒園アルバム委員が手元にもつ写真から「その園児が写る」写真を選定する方法です。
各家庭提供の写真の場合「ともだちと過ごした時間・場所」は少数となり、プライベートの内容が中心となります。
本来卒園アルバムは「園」での記録のため、このテーマを大切にしたいところです。
保護者の「写真を探す・選定する」という負担をなくし、かつ本来卒アルに求める内容となることから、この方法をお勧めしています。
これはズバリ「誤植防止」です。
漢字表記の誤り、旧漢字でなければいけなかった、等のミスは必ず起こります。
ひらがなであれば、これを回避でき、さらに見た雰囲気が「かわいらしくデザインもしやすい」点から、よほどの理由が無い限り、ひらがなをお勧めしています。
業者によって出来る、出来ないがありますが、ある特定のページを「一冊づつ異なる個人ページ」にする方法です。
その園児だけのオリジナルアルバムとなる、大幅な個人ページ数の削減、インパクトのある企画として高い人気を誇ります。
尚、キッズドン!では、この方式を「ハードカバーフルフラットスタンダード」で無料で提供しており、個人ページが不要であれば「一冊づつ異なる個人別表紙」にすることもできます。詳しくは下のボタンよりご覧ください。
(個人別表紙のサンプルになります)
保護者参加行事の見直し
運動会や発表会など、保護者参加行事の写真は量が多くなりがちです。
この部分も工夫次第で効果的なページ構成が可能です。
行事写真の選定基準
写真選びのポイントは以下の通りです。
- 保護者が撮影しにくい視点やアングルを優先
- 友達との関わりが見える場面を重視
- 個人の競技写真は厳選して使用
- 行事の雰囲気が伝わる全体写真を入れる
グループ写真の活用方法
グループ写真を効果的に使うことで、1枚の写真でより多くの情報を伝えることができます。
- クラスの雰囲気が伝わる写真
- 友達同士の関係性が見える写真
- 先生との関わりが感じられる写真
保護者参加行事はアルバムに載せない
つまり、運動会や発表会など、従来掲載必須とされていたイベントをカットするということです。
これは、保護者参加行事の場合、保護者自身の写真撮影、カメラマンによる写真販売等で「我が子中心の写真」はほぼ入手できています。
これを改めてアルバムに再構成する必要があるのか…という疑問から、ここ数年「載せない」トレンドが起きています。
むしろ保護者が普段見れない「園の一日」や「収穫や避難訓練」などのマイナー行事が貴重とされてきています。
この内容をテーマにしたブログ記事がございます。
先生紹介ページの効率化
先生方への感謝の気持ちを込めつつ、効率的なページ構成を実現する方法をご紹介します。
集合写真の効果的な活用
一人一人の先生を個別に紹介するのではなく、全職員の集合写真を中心とした構成にします。
写真の下に役職と名前を記載することで、必要な情報は確保しつつ、ページ数を抑えることができます。
撮影タイミングの工夫
先生方が揃う行事や式典は、貴重な集合写真の撮影チャンスとなります。
もし欠席の先生がいらっしゃった場合でも、別の日に撮影した写真を編集で組み込むなど柔軟に対応できます。
キッズドン!では先生ページ用のフレーム素材を提供しております。詳しくは下のリンクよりご覧ください。
シンプルデザインの採用
写真の点数を必要最小限に絞ることで、一枚一枚の写真がより魅力的に映えてきます。
デザインをシンプルにすることはかえって思い出をより深く伝えることができます。
写真レイアウトの最適化
1ページに載せる写真は必要な枚数だけに絞り込むことをおすすめしています。
適度な余白を設けることで、写真本来の魅力が引き立ちます。
例えば運動会のような行事では、見開き2ページを使って、メインとなる大きな写真と、その行事の雰囲気を伝える小さな写真を数点組み合わせると効果的です。
視覚的インパクトの向上
写真のサイズに強弱をつけることで、少ない写真点数でもインパクトのある仕上がりになります。
各ページにテーマを持たせて、そのテーマに沿った写真を厳選することで、より深いメッセージ性を持たせることができます。
卒園アルバムをシンプルにデザインすることをテーマに書いたブログ記事がございます。
理想的なページ数とは
卒園アルバムの理想的なページ数は、園の規模や年間行事の数、そして予算によって変わってきます。
ここでは、今までの制作実績から見えてきた、効果的なページ数の目安についてお話ししたいと思います。
標準的なページ構成
16ページのアルバムが最近は主流です。
必須掲載内容の確保
16ページの標準的な構成は、次のような内容となります。
卒園生および先生紹介を見開き2ページ、春・夏・秋・冬の行事をそれぞれ見開き2ページずつ、そして卒園式に見開き2ページを使います。
この構成で、園生活の思い出をバランスよく収めることができます。
予算と品質の両立
16ページという構成には大きな意味があります。
印刷の品質と製本のクオリティを最大限に保ちながら、適正な予算内で収めることができる理想的なボリュームが叶えられます。
ハードカバーでの製本や上質な紙材を使用しても、このページ数なら十分実現可能です。
ちなみにキッズドンのアルバムの中で最安値となる「ハードカバーフルフラットライト」の16ページ使用は「おまかせ制作料」を含んで5,490円(税込)、個人別ページまたは表紙に無料で変更できる銀塩プリントの「ハードカバーフルフラットスタンダード」が「おまかせ制作料」を含んで6,900円(税込)です。
実績に基づく推奨ページ数
私どもキッズドン!では、これまで数多くの卒園アルバム制作に携わってきました。
その実績を振り返りますと、24ページが最多であり、それ以降16ページのアルバムがここ2年間で人気、そして12ページ、8ページという順で選ばれています。
どのページ数にも、それぞれの園の特徴や要望が反映されています。
例えば小規模な園では8ページでもコンパクトに思い出を収められますし、大きな行事の多い園では24ページで余裕のある構成も可能です。
時には園の予算に合わせてページ数を調整することもありますが、どの場合でも園児たちの成長をしっかりと残せるよう工夫を重ねています。
必須掲載内容の確保
8ページという最小構成でも、多くの思い出を収めることができます。
- 卒園生紹介と春の行事(見開き2ページ)
- 夏・秋の行事(見開き2ページ)
- 冬の行事と卒園式(見開き2ページ)
- フリー(見開き2ページ)
視覚的バランスの確保
ページ数が少ないからといって、アルバムの魅力が損なわれることはありません。
むしろ写真のサイズや配置を工夫することで、一冊の本として見応えのある仕上がりになります。1ページのレイアウトは下記のような要素で構成することをお勧めしています。
- メインとなる大きな写真1枚
- 補助的な小さな写真12枚
- 適度な余白の確保
- 文字情報との調和
おわりに
卒園アルバムのページ数について、どのくらいが適切なのか悩まれる方は多いと思います。
でも、これは単なる「量」の問題ではありません。
限られたページ数でも、写真の選び方や構成を工夫することで、子どもたちの成長の記録として価値のある一冊を作ることができます。
私たちの制作現場での経験から、16ページ前後のアルバムが最も多く選ばれているのは、予算と品質のバランスが取れているからだと実感しています。
大切なのは「すべての思い出を詰め込む」ことではなく「本当に残したい思い出を魅力的に表現する」こと。そこにアルバムづくりの真髄があると考えています。
この記事でお話しした方法が、皆様の卒園アルバムづくりのヒントになれば嬉しく思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。
キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)
(宣伝になります)
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