卒園アルバムのつくりかた
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2021.9.9
卒園アルバムの「表紙」をつくるベストタイミングは?
表紙裏表紙は卒園アルバムの「顔」であり、本文ページの集大成の役割といっても過言ではありません。
私ども卒園アルバム制作メーカーキッズドン!は表紙裏表紙制作におけるお客様への助言として「制作は制作工程の後半をお勧めします」とお伝えしています。
今回は「表紙裏表紙」のコンセプト(概念)と、そこから導かれる制作時期についてのお話しをいたします。
- 表紙はどんな風に作ればいい?
- 表紙はいつごろ作ればいいの?
- 表紙制作で注意するべきことは?
表紙の役割
繰り返しになりますが、表紙はアルバム本文の集大成の役割を持ちます。
そしてその表現は、シンプルな体裁が好ましいというのが私どもの持論です。
それがどのようなデザインかをいくつかご紹介します。
- 無地の背景に「たからばこ」や「ものがたり」などの短文タイトルのみ/li>
- 背景は白で卒園生集合写真1点と「おもいで」等の短文タイトル
- 卒園生集合写真全面印刷
- 園服(制服)をシンプル化したイラストで縦全面配置
- 卒園生が描いた似顔絵を表紙裏表紙に敷き詰める
- 卒園生の直筆の寄せ書きを敷き詰める
- 個別表紙(1冊づつ異なる)に園児全面印刷
- 個別表紙(1冊づつ異なる)に似顔絵全面印刷
園の数と同じだけアイデアがあり、とても伝えきれません。
私どもキッズドン!にも毎年数多くのオリジナル表紙原稿や、表紙用写真が届きます。
そして、それらの写真や園児の文字を見つめていて感じること…
それは、卒園に近ければ近いほど、園児は皆「成長」が著しいということです。
表紙制作時期は後半の理由1
もちろん個人差はありますが、4月に撮影した写真と年をまたぎ2月頃に撮影した写真では、明らかな成長が後者に見られます。
また、文字の執筆能力も卒園に近づくほど高まり、識別可能な立派な文字表現ができる傾向が見られます。絵を描くこともまたしかり。
このような事象から、表紙裏表紙の制作はできる限り後半に予定を組み、成長のピーク期に写真撮影や文字執筆、似顔絵描画などを行った方が「より良い」状態を得ることができると思うのです。
キッズドン!では、立派に成長した年長期の姿を、表紙に全面印刷して「個別表紙」の体裁にできるアルバムがあります。
表紙制作時期は後半の理由2
本文ページの制作を進めていく過程で「あっ、表紙はこんなデザインがいいかも」と、ふいにアイデアが湧くことがあります。
これは多くの写真を観察し、クリエィティブな作業による反応ではないかと思います。
ある程度原稿制作に従事し、その都度湧き上がるアイデアをメモに控え、制作完了に近いタイミングでそのアイデアを並べて、仕様の検討→決定を行うことをお勧めします。
キッズドン!表紙の一例
最後にキッズドン!が制作する表紙の一例をスライダーでご覧ください。
おわりに
今回は表紙裏表紙の制作するタイミングついてお話ししました。
お話しのように、表紙裏表紙制作は、制作工程の前期・中期で検討するより、たくさんの制作過程を踏み、卒園アルバムの全貌を把握した後期に行う方が、高品質となる可能性があります。
今回の事を参照いただきアイデアを固めてみてはいかがでしょうか。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。
キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)
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