卒園アルバム制作のヒント
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2021.9.7
卒園アルバム 作るか、やめるか、その判断の時期は?
(この記事は2020年9月5日にリリースしたものです)
コロナウィルス感染拡大の影響により、卒園アルバム委員になられた方や、ご担当の先生は、不安定な状況下にてアルバム制作を進めなくてはならないことに、さぞかし気を揉まれてることと思います。
最大の悩めるテーマは「本当に今の状態で卒園アルバムが作れるのか」という根幹に値する事象です。
・春夏行事の自粛・中止により本来あるはずの写真が無い
・今後の行事も予定通り開催するかは全く未知
・中途半端な状態で無理やりアルバム制作に踏み切る事に多くの反論がある
などがその要因となっています。
こんにちは、卒園アルバム制作kidsDon!(キッズドン!)の宗川 玲子(そうかわれいこ)です。
今日は卒園アルバムの制作自体を躊躇されてる状況で、作る作らないの判断をいつすれば良いかについてお話しいたします。
結論:卒園式後に決める
結論から申し上げますと、作る作らないを今の段階で躊躇されてるのであれば、その判断は「卒園式後に決定する」事をお勧めします。状況を整理します。
写真確保量が明確となるのは卒園時期
制作を躊躇している要因の一つに「今後の行事開催の見通しが不明確」があります。
現時点では、この先の行事開催が不明確な場合、当然ながら写真撮影ができるかどうかも全く未知と言えます。
「だぶん行事は開催されると思う…」「開催されても親参加は許可されないかな…」「この行事だけは出来ればいいのに…」など、推測を巡らし、掛けに転じるような思考は避けるべきと考えます。
「写真を確保することができるのか?…」これが明確となるのは、全ての行事が過去となる卒園の時点と言わざるを得ません。
であれば、現時点で結論を急がず、卒園の時点での写真量を計り、ページ数の想定や掲載内容の検討、そして制作の可否を決めてはいかがでしょうか。私ごとですが、キッズドン!に限っては、どんなに卒園から時間が経過しようとも制作を承ることができます。
卒園後納品は珍しいことではない
卒園アルバムの進呈が、卒園後の夏から秋、または1年遅れというケースは珍しい事では無く、むしろそのケースが非常に多いのが事実です。
卒園後納品の理由は様々であり、
・卒園式をアルバムに掲載したい
・1月以降に重要な行事が多く、それを掲載したい
・委員の作業自体が追いつかない
などが挙げられます。上記の理由を言い換えれば…
・卒園式を掲載できる
・1月以降の重要な行事が掲載できる
・委員の作業に余裕が生まれる
つまりは、卒園生にとって大変内容の濃い、喜ばれるアルバムを進呈できるメリットが多々あると言えます。
卒園式進呈変更が難しい
慣例やとある事情で「卒園式渡し」を変更できない場合「作る作らない」の判断がより困難となってきます。
「作る」と仮定した場合、なんとしてでも写真を収集し、それなりの体裁に仕立てる必要があるからです。卒園式進呈の目的は大きく分類し、次の3点となります。
・卒園記念品でもあるため、式当日に進呈するのがスマート
・卒園式後だと各家庭への配布が難しい
・毎年慣例である事を今年だけ変えることは難しい
ですが、今年に限っては誰もが経験した事のない有事の年であり、まずはこの点をアルバムを受け取る保護者や、園の先生を含む関係者に特例措置として、卒園式後のお渡しに変更できないか、折衝される事をお勧めいたします。
上記の問題点を今年度の情勢に置き換えると次のようになります。
・卒園後の進呈は今や主流であり、内容の濃さからもお喜びいただける
・園に協力を求め保管いただき、保護者に受け取りに来園いただく
・コロナ情勢を受けての特例措置であり、むしろ納期を変更すべきである
無理強いをしてアルバムの体裁を整え、仮に上手く出来たと自己評価したとしても、園児が未来にアルバムを開いた時、それが本当に感動を呼び起こすものかを良く考える必要があります。
作り手と読み手双方が真に思い出をはっきりと想起できるアルバムに仕上げていただければと思います。
まとめます
現時点で、卒園アルバムを作るか作らないかで迷われてる方へのキッズドン!がお勧めする制作の流れは下記の通りです。
1.制作自体の可否は「卒園式後」に検討する
2.卒園式進呈を予定されてる場合、卒園後への延期を検討する
3.卒園後年長期1年間で撮りためた写真量と内容を計り
4.卒園アルバム構成に十分であるかを計りに掛け、ページ数等を設定
5.可能であれば業者に問い合わせを行いおよそのスケジュールを割り出す
6.制作可の場合、在園までの期間に料金を収集する
7.園に保管を依頼、あるいは同窓会等での進呈等、納期を設定する
8.園での受け渡しが困難な場合、業者からの個別配送を依頼する
9.制作断念の場合、写真確保難等の理由を添えて関係者に通達
もちろん、様々な事情により「そうはうまくいかない」事もあるでしょう。恐らく「作るか作らないか…」と悩まれてる時点で「作る」選択肢があるわけです。
はなから、今年度は「制作無し」という決断が下された環境より、はるかに良いと言えます。そのチャンスがあるのであれば、ぜひ「こどもたち」のために、いつまでも心に残るアルバムをお作りください。
非常事態の最中における制作環境なのです。完成の時期など大した問題ではありません。
決して負担を感じず無理をせず、しかし内容は濃くたくさんの思い出が詰まった理想のアルバムを作るためにも、ぜひ今回のご案内をお役立ていただければと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。
キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)
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