卒園アルバムのつくりかた
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2025.2.6
卒園アルバムを簡単に作りたい方へ-負担を減らす3つの方法-
こんにちは、卒園アルバム制作メーカー キッズドン!の宗川 玲子(そうかわ れいこ)です。
今回は「卒園アルバムを簡単に作りたい」とお考えの方に向けて、負担を減らす方法をご紹介します。
初めて卒園アルバムの制作を任された方の中には、パソコンが不安な方や、仕事や家事の合間にどう時間を作ればいいのか悩まれている方も多いと思います。
実は卒園アルバムは、凝った作りや複雑なデザインにこだわる必要はありません。
むしろシンプルで見やすい構成の方が喜ばれることも多いのです。
この記事では、あなたの環境に合わせて選べる3つの制作方法をご紹介します。
- 作り方が分からず、手が付けられない
- パソコンを持っていないけど大丈夫?
- アルバム委員の負担を減らすコツは?
- 業者に任せるメリットとデメリットは?
- スマホだけでも作れる?
- シンプルな作りでも喜んでもらえる?
目次
卒園アルバム制作、こんな悩みはありませんか?
意気込んでスタートしたのになかなか進まない現実
卒園アルバム委員に選ばれた当初は「子どもたちの思い出をステキなアルバムに」と意気込んでいたものの、実際に制作を始めようとすると様々な課題が見えてきて最初の一歩が踏み出せない…。
その状態で時は流れて、ますます重い腰が上がらなくなるといったケースは「ごく当たり前」のように起こる事象です。
写真の選び方から、レイアウトの方法、文字の入れ方まで、一つひとつの作業に戸惑いを感じている方もきっと多いだろうと察します。
特に初めて担当される方は、どこから手を付けていいのか分からず、時間だけが過ぎていくという状況に陥りがちです。
よくある「進まない」原因は下記のような状況の場合です。
- 写真の量が多すぎて選定に時間がかかる
- デザインの方向性が定まらない
- 委員間での意見調整に手間取る
- 完璧を目指しすぎて前に進めない
パソコンでの制作に不安がある
近年、日常生活ではスマートフォンが主流となり、パソコンに触れる機会が激減しています。
そのため、パソコンでの作業自体に不安を感じる方が増えているのが現状です。
特に写真の取り込みやレイアウトソフトの操作など、普段使わない機能については、覚えることも多く、それだけで気持ちが萎えてしまう方も少なくありません。
パソコン作業の具体的な不安点
- 写真データの整理や保存方法が分からない
- ソフトの使い方を覚えるのに時間がかかる
- ソフトの使い方を把握できないので中途半端な仕上がりになる
- 委員間で制作レベルや進捗に差が開きあせりを感じる
作業量と時間の確保に困っている
フルタイムで働きながら、家事や育児もこなす毎日。
その中で卒園アルバムの制作時間を確保するのは、想像以上に大変です。
夜、子どもが寝てから作業を始めようと思っても、疲れて集中力が続かない。
休日に時間を作ろうとしても、家族との時間や家事に追われ、なかなかまとまった時間が取れない。
そんな状況で焦りだけが募っていく方も多いのです。
時間確保の難しさ
- 平日の夜は疲れて集中できない
- 休日は家族との時間を優先したい
- 突発的な用事で予定が狂いやすい
- 締め切りが近づくにつれ焦りが増す
次章からは、これらの悩みを解決する具体的な方法をご紹介していきます。
シンプルな制作で評価は変わらない
装飾やデザインより大切なこと
卒園アルバムと聞くと、マスキングテープやシールで装飾を施したり、写真を丁寧に切り抜いたりと、手の込んだ作りをイメージされる方も多いと思います。
ですが、実はアルバムを受け取る保護者や園児たちは、そこまでの装飾や凝ったデザインを期待しているわけではありません。
むしろ見やすく思い出が伝わりやすい構成の方が喜ばれるのです。
シンプルなアルバムの魅力
- 見やすさを重視した写真配置
- 必要な情報が整理されている
- 読みやすい文字サイズと配置
- 余白を活かした落ち着いたデザイン
アルバムを見る側が重視するポイント
キッズドン!がお客様から寄せられる声を分析すると、アルバムの評価ポイントで最も多いのが「子どもの表情がよく分かる写真が使われているか」という点です。
違う言葉に置き換えると次のようなことが言えます。
- 集合写真に関わらず小さいサイズで掲載されてる
- 小グループ写真を掲載してるがサイズが小さく表情がわからない
- 比較的遠目の園児たちが映る写真が多く表情がわからない
- 切り抜きばかりで周囲の状況がわからない
- 写真点数が多く、個々の写真が小さいため全体的に雑然としている
つまり保護者や先生の期待値は、
「写真点数を減らしてもいいからハッキリと表情が見えるように」
「切り抜きばかりではなく背景を残してこそ記録となる」
というのが本音となります。
シンプル制作で時間を有効活用
装飾やデザインにこだわりすぎないことで、制作時間を大幅に削減できます。
その時間を写真選びや構成の検討に充てることで、より思い出に残るアルバムを作ることができます。
シンプルな構成は、委員全員で統一感のあるページを作るのにも適しています。
デザインの好みは人それぞれですが、シンプルであれば違和感なくまとまります。
そしてそこで生み出された時間を「本来大切にすべきこと」に充ててみてはいかがでしょうか。
例えば下記のような例があります。
時間の有効活用例
- 写真選びに十分な時間をかける
- ページ構成をじっくり考える
- 園児の掲載回数を丁寧にチェック
- 先生や保護者との連絡調整に余裕を持つ
繰り返しになりますが装飾を控えめにすることは、決して手を抜くということではありません。
むしろ卒園アルバムの本質である「思い出を伝える」という目的に、より集中できる選択と言えるでしょう。
この「シンプルに作る」をテーマにした関連記事がありますのでご案内します。
次章では、そんなシンプルで効率的な制作を実現する具体的な方法をご紹介します。
負担を減らす3つの選択肢
1.制作ソフトやテンプレートを活用する
卒園アルバムの制作に不安を感じる方にまずおすすめしたいのが、テンプレートを活用する方法です。写真をはめ込むだけで、プロのようなレイアウトが実現できます。
業者提供のアルバム制作ソフトを利用する
アルバム制作業者の多くは、ご成約いただいた方に専用の制作ソフトを提供しています。
このソフトには卒園アルバムに特化したテンプレートが用意されており、写真の配置場所や文字の入れ方まで丁寧にガイドしてくれます。
ただし「パソコン」のみ対応でスマホ非対応の場合が多いため、事前にこの点を確認しておくと良いでしょう。
テンプレートの使用のメリットや注意点などをまとめた記事もよろしければご覧ください。
2.スマホで作る
「パソコンは持っていない」「パソコン作業に苦手意識がある」という方は、オンライングラフィックツールアプリをスマートフォンにダウンロードして作成する方法をお勧めします。
いまや数多くのオンラインでデザインができるサービスが提供されています。
中でもデザイン未経験者の方は、直感的な操作が特徴の「Canva(キャンバ)」がおすすめです。
Canva(キャンバ)の操作方法や活用方法を紹介したブログがありますので、併せてご参照ください。
2番目のブログカードで紹介してる内容は、キッズドン!の「お客様ご自身で原稿を作成」するコースを選ばれた際に、Canva(キャンバ)で使用できる100種のテンプレートを進呈する内容に触れています。
このテンプレートは、背景や写真フレームは固定されており写真が入る部分が透明化されてる仕様です。
テンプレートの背面に見合う写真を合わせるだけで原稿が完成します。
スマホ制作のメリット
スマートフォンでの制作には、以下のような利点があります。
- いつでもどこでも作業ができる
- 写真の管理がしやすい
- 操作に慣れている
- 直感的な編集が可能
やはり普段操作に慣れてるという点が一番のメリットでしょう。
その他特、通勤時間や休憩時間など細切れの時間を有効活用できる点は、働くお母様お父様にとって大きなメリットと言えます。
スマホ制作のデメリット
とはいっても、スマホの小さな画面で「拡大縮小」を繰り返しながらレイアウト作業をするのは、最初のうち多少のストレスを感じるかもしれません。
これも慣れだとは思いますが、スマホは「LINEとネットしか使ったことがない」方にとっては、ややハードルが高いと思われます。
一度本格的作業を開始する前に、試し操作をして、使用するかしないかを決められると良いでしょう。
効率的な写真管理のコツ
スマホで大量の写真を扱う際は、以下のような工夫が有効です。整理のポイントをご紹介します。
- 行事ごとにアルバムを作成する
- 使用したい写真に「お気に入り」マークを付ける
- 掲載候補の写真は別フォルダにコピーする
- Googleフォトなどのクラウドサービスを活用する
3.制作を業者に任せる
最も確実に負担を減らせる方法が、業者への制作依頼です。
写真を選んで送るだけでプロのデザイナーがあなたに変わってアルバムを作り上げます。
おまかせ制作のメリット
業者制作の最大の魅力はクオリティの高さです。
プロのデザイナーが写真の特徴を活かした美しいレイアウトを行い、印刷も最適な状態に調整してくれます。
委員の皆さんにとっても、次のようなメリットがあります。
- デザインや構成の悩みから解放される
- 作業時間を大幅に削減できる
- 印刷品質の心配が不要
- 進行管理もサポートしてもらえる
- 保護者や先生から賛同を得やすい
- 数多くの卒園アルバム制作のノウハウを持ち合わせてる
- 卒アル委員のコンサルタントとしての役割
委員の作業範囲
業者に制作を依頼しても、すべてお任せというわけではありません。
委員の皆さんには主に以下の作業をお願いすることになります。
写真の選定と確認作業が主な役割です。
- ページ構成の検討
- 掲載する写真の選定
- 業者からの初校の確認
- 文字校正作業
これらの作業は必要不可欠ですが、原稿制作と比べると格段に作業は「簡単」になります。
キッズドン!ご成約者の8割の方が「おまかせコース」を選ばれ、アルバムをご覧になられた方から高評価をいただいたと数多くの声をいただいています。
下のブログカードは「おまかせコース」に関連した記事になります。よろしければ併せてご覧ください。
あなたに合った方法を選ぼう
ここまでご紹介した3つの制作方法には、それぞれ特徴があります。
あなたの環境や希望に合った方法を選ぶため、主なポイントを整理してみます。
時間と手間の比較
- 慣れるまでに少し時間が必要
- 写真選びと配置が主な作業
- 休日を中心に集中して作業できる
- 委員で分担しやすい
- スマホで使用できない場合が多い
- 空き時間を活用できる
- スマホ内の写真をそのまま活用できる
- こまめに作業を進められる
- 写真の管理がしやすい
- 通勤時間なども活用可能
- 小さな画面での作業がストレスになることも
- スマホのライトユーザーには不向きな場合がある
- プロ仕様の仕上がりに閲覧者の満足度が高くなる
- デザイン作業の時間が不要
- 校正作業は必要だが負担は少ない
- 進行管理もサポートしてもらえる
- 卒アル関連の疑問点・質問に応えてくれる
- 自力制作より時間が掛かかる
- 自力制作よりコストが割高となる
制作環境をチェックする
作業時間の確保だけでなく、実際に使える機器や委員の体制なども、選択の重要なポイントとなります。
以下のチェックリストを参考にご自身の環境を見直してみてください。
機器の状況
- パソコンの有無と性能
- スマートフォンの機種と容量
- インターネット環境
- プリンターの必要性
作業時間の実態
- まとまった時間が取れる日
- 毎日使える時間帯
- 委員会で集まれる頻度
- 納期までの期間
予算との相談
制作方法によって必要な予算は変わってきます。保護者の方々の意向も踏まえ、以下の点を検討しましょう
- 基本の印刷製本費用
- 業者作成の場合と自力作成の場合の料金差
- 追加オプションの必要性
- 手作りを計画してる場合の材料費
- 手作りを計画してる場合の写真プリント代
尚、キッズドン!では2024年11月に「おまかせコース」を含むリーズナブルなハードカバーアルバムをリリースしました。
よろしければ下記のご案内コンテンツをご覧ください。
結論
結論として、以下の点を意識して選択することをお勧めします。
- 無理のない作業量を優先する
- 得意な作業方法を選ぶ
- 委員全員が取り組みやすい方法を選ぶ
- 予算と作業負担のバランスを考える
この章で整理したポイントを参考に、あなたに最適な制作方法を見つけていただければ幸いです。
迷った時は、まず試しに作ってみることをお勧めします。
実際に手を動かすことでより具体的なイメージが湧いてくるはずです。
この記事に関連したブログを紹介いたします。
おわりに
今回は卒園アルバム作成に関わる方の負担を減らし「簡単」に作るヒントをテーマにお話ししました。
大切なのは、あなたの環境に合わせて「作成方法」を選ぶこととなります。
パソコンが得意な方はテンプレートを活用し、スマホの方が使いやすい方はアプリで作成する。
あるいは、思い切って業者にまかせてみる。
どの選択も「楽しくできれば」それが正解となり得ます。
この記事が、卒園アルバム制作に取り組まれる皆さまのお役に立てれば幸いです。
今回も最後までご覧いただきありがとうございます。それでは、また。
キッズドン! 代表 宗川 玲子(そうかわ れいこ)
(宣伝になります)
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